こんなに時間が経ちましたが、鞍馬寺後半です。
よろしくお願いします!
本殿金堂から奥の院~貴船を目指します。
山の中を進みます。
道は良く整えられていて、道なりに進めば迷いません。
運動不足だとちょっとツライ部分もあります。
息つぎの水、牛若丸が天狗との修行の為奥の院へ向かう途中で飲んだ湧き水と言われています。800年以上も沸き続けているとか!
飲まずに過ぎてしまいました。後悔・・
険しい道が続きます。
季節がらか、いつもそうなのか、人はまばらで人が途切れると山を独り占めにしているような贅沢な気分になります。
後半部分の見どころ、木の根道です。
本物を見るのは初めてで感激。木の根が蛇のようにうねる不思議な景色です。
山のパワーを感じます。
見落とすほどではありませんが、意外とこじんまりした場所にあります。
石碑があったのですが、地面にめりこんでいる様子でもしかするとまだ木の根が成長しているのか?としばらく思いをめぐらせました。
山道をのぼったり降りたり。
少し夕方に近づき薄暗くなり始めるのがまた良い雰囲気でした。
不動堂に着きました。
大杉権現社の方より。
この辺りは大杉苑瞑想道場と呼ばれパワーの強い場所として知られているそうです。もったいない事に気づいたのは帰ってからで・・。
とはいえ、静粛な雰囲気が漂いとても心が落ち着く場所でありました。
不動堂の横の板の間に腰掛けることが出来る様子で、私達は時間があるのでしばらく時間を過ごしました。
カラスの声の聞こえる山を眺めていると、心が落ち着くとても居心地の良い場所でした。
山を降りていきます。
ふと、
“牛若丸は細くて小柄で、華奢な男の人のイメージがあるやん、でもこんな厳しい山で修行してたらチビマッチョかもしれんな”と娘に言うと、
“やめて!!”と怒られたので、
”ああ、ごめん細くて鍛えられたマッチョってカッコイイやんなっつ!”
といい直したのでした。
貴船のメインストリートに出ました。
山中とうって変わって観光客の人も多くてにぎやかに感じます。
昔と比べて気軽に入れそうな店が増えたなぁと感じます。
こういうお寺などの場所の観光地の閉店時間は閉門時間に合わせて早いので、お茶をして帰りたかったのですが間に合いませんでした。
叡山電車で京阪出町柳へ戻ります。
叡電はなかなか古くさくて、田舎のおばあちゃん家へ行くローカル電車のような趣があります。ああ、叡電もローカル鉄道ですね!
駅の入り口から、ホームに出るまでの通路、写真のホームへ上がる階段、電車を待つホーム、全部良いですね。
新しくしないでずーっとこのままで置いておいてほしいなぁと思います。
貴船神社も、もう少し時間が早ければ見れたかな。と思いました。
つらいほどは険しくない、見所も多くてパワースポットで気分もリフレッシュできるなかなかおトク感のある鞍馬山でした。
■鞍馬寺■
http://www.kuramadera.or.jp/